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DATA HUB / JAPAN 2026

日本のテレワーク実施率を調査で読み比べる|データハブ

16.8%、12%、35.6%、33.6%。テレワークの数字が違うのは、どれかが間違いだからとは限りません。全国の就業者、継続回答者、都内企業、企業の制度を別の調査が数えています。

RTO REPORT / DATA MAP

「テレワーク実施率」を同じ数字として比べない

2026年の日本データには、全国の雇用型就業者、継続回答者、都内企業、企業の制度回答など、異なる分母が並びます。以下の表は数値の大小を競わせるものではなく、調査が何を数えたかを分けて読むための地図です。

2026年に確認した日本のテレワーク関連調査
資料・調査対象と時点主な数値・確認点最初に分ける定義
国土交通省・令和7年度調査雇用型就業者、2025年10月WEB調査・有効40,000人25.2%(経験)/16.8%(直近1年間)経験割合と直近1年間の実施率。週あたり頻度ではない
NIRA・第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査継続回答者8,215人、2026年2月第1週の通常業務全国12%/東京圏18%その時期に通常業務で利用したか。MLITの直近1年とは期間が違う
東京都・テレワーク実施率調査従業員30人以上の都内企業と都内従業員、2026年5月企業43.3%/実施した社員35.6%企業の実施率と社員割合。全国の就業者統計ではない
JIPDEC・企業IT利活用動向調査2026企業、2026年1月調査全面・非強制ハイブリッド33.6%/最低出社日数あり22.0%/制度が機能しない・廃止24.4%企業の制度・運用状態。個人の利用率とは別の単位
総務省・令和7年通信利用動向調査(企業編)企業、2025年調査・2026年5月29日公開導入状況、利用従業者割合、導入目的・効果、未導入理由などの公式表を公開企業編の制度・利用側の指標。国交省やNIRAの就業者ベースの数字と同じ単位ではない

READING RULES

比較するときの3つの確認

全国の傾向を読むときは、期間、分母、質問の単位を揃えます。制度があることと、働く人が実際に利用したことも別に扱います。

01

調査期間を揃える

直近1年間、2026年2月第1週、2026年5月のように期間が違います。時点の数字を年平均や現在の固定値へ置き換えません。

02

分母を揃える

雇用型就業者、継続回答者、都内企業、企業の制度回答は別の母集団です。数字を足したり平均したりしません。

03

利用と制度を分ける

社員が実施した割合、通常業務で利用した割合、企業が制度を持つ割合は別の指標です。制度の存在から実際の頻度を推測しません。

NEXT DATA

原資料と関連記事へ進む

調査の数字を確認したら、定義を詳しく説明した記事と、働き方の成果を扱う研究比較を分けて読めます。

SOURCES / 出典

このハブで確認した資料

  1. 国土交通省「テレワーク実施率、安定基調で推移」2026年3月24日公表。25.2%、16.8%、定義、2025年10月のWEB調査を確認。
  2. NIRA「第4回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査(速報)」2026年2月の通常業務におけるテレワーク利用率、地域・産業・職業別の差、継続回答者8,215人の調査概要を確認。
  3. 東京都「テレワーク実施率調査結果(令和8年5月)」都内企業の実施率、社員割合、週あたり実施回数、企業・従業員の調査対象を確認。
  4. JIPDEC「企業IT利活用動向調査2026」2026年1月の企業調査におけるテレワークの実施状況と、制度が機能していない・廃止された企業の割合を確認。
  5. 総務省「令和7年通信利用動向調査(企業編)」e-Statで2026年5月29日公開。テレワーク導入状況(表16)、利用従業者割合(表17)、導入目的・効果(表18・19)、未導入理由(表20)を確認。

公表元の定義・調査時点・分母を確認し、異なる調査の数値を同一指標として扱わないよう整理しています。